次世代型テーマパーク「リトルプラネット」を運営するプレースホルダ、 KDDIのファンドなどから約6億円の資金調達を実施

#ニュースリリース

次世代型テーマパーク「リトルプラネット」を運営するプレースホルダ、 KDDIのファンドなどから約6億円の資金調達を実施

デジタル技術を活用した次世代型テーマパーク「リトルプラネット」(http://litpla.com)の企画開発・運営を行う株式会社プレースホルダ(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:後藤貴史)は、シリーズBラウンドとして新規投資家および既存株主の4社を引受先とした第三者割当増資を行い、合計約6億円の資金調達を実施しましたのでお知らせいたします。
今回の調達により、累計調達額は約13億円となります。

■本ラウンドにおける投資家(敬称略)

新規投資家:
・KDDI Open Innovation Fund 3号(運営者:グローバル・ブレイン株式会社)
・株式会社オー・エル・エム・ベンチャーズ(OLM1号投資事業有限責任組合、以下OLM)

既存投資家:
・株式会社東京放送ホールディングス(以下TBSホールディングス)
・みずほキャピタル株式会社(みずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合)

■資金調達の目的

当社は2018年より※1、AR/VRやセンシングなどのデジタル技術を活用したエデュテインメント(教育+エンターテインメント)型アトラクションを提供するファミリー向けテーマパーク「リトルプラネット」を運営し、これまでに全国8箇所※2の大型商業施設に常設パークを出店するなどハイスピードな成長を実現しています。 
また今年からは、テーマパーク運営で培った空間設計やアトラクション開発の技術・知見を活かし、商業施設や展示施設、店舗を対象とした空間演出事業を展開。デジタルとリアルが融合した未知の体験を全国各地で提供しています。 

今回の資金調達によって、アトラクションのクオリティ向上や設計・開発スピードの加速、マーケティングの強化を図り、さらに多くの人々のイマジネーションを刺激する体験や空間を生み出してまいります。

TBSホールディングスとは2018年2月の第三者割当増資より、リトルプラネットの新規出店や広告宣伝などあらゆる面で連携を行っており、引き続き強固な関係性を築いてまいります。KDDIとの間では、同社が有する通信技術やプラットフォームを活用し、新規コンテンツの開発などエンターテインメント分野での幅広い連携を行ってまいります。また、OLMとの間では、同社が有する映像コンテンツ企画・制作の知見やネットワークを起点に、リトルプラネットのコンテンツ力やメディア展開の強化を目指してまいります。

※1 …2017年10月に4か月間の期間限定パークを出店、2018年7月に常設パーク第一号店をオープン   
※2 …2019年11月29日時点の出店数

■新規投資家のコメント

【KDDI株式会社、KDDI∞Labo長 中馬 和彦氏】
来るべき5G時代に向け、「デジタルテーマパーク構想」を標榜するKDDIにとって、デジタルテクノロジーで子どもたちを夢中にさせるプレースホルダは、まさにベストパートナーであると期待しております。

【株式会社オー・エル・エム・ベンチャーズ 代表取締役 横田 秀和氏】
後藤代表を筆頭にプレースホルダは、一つ一つのアトラクション開発において細部への拘りと工夫が素晴らしく、どのアトラクションも子どもたちを魅了しています。何度か施設を訪れた際、夢中になって遊んでいる子どもたちの様子を見て、こちらまで嬉しい気持ちになりました。プレースホルダと共に、デジタル技術とアナログを融合した未知の体験を「リトルプラネット」を通じて世界の子どもたちに提供していきたいと思います。

■既存投資家のコメント

【株式会社東京放送ホールディングス 代表取締役社長 佐々木 卓氏】
デジタルならではのインタラクティブ性を活かし、そこに集う皆で楽しむ”アソビ”と”マナビ”の場を作るところに魅力を感じ2018年に初めて出資致しました。それ以降、夏サカスでリトルプラネットを開催するなど、リトルプラネットの拡大支援をして参りました。今回、プレースホルダの更なる成長を支援するために追加出資を致しました。プレースホルダがエデュテインメント領域のリーディングカンパニーになれるよう引き続きサポートして参ります。

【みずほキャピタル株式会社 代表取締役社長 大町 祐輔氏】
プレースホルダは、未来を創る子どもたちに“アソビ”と“マナビ”を体験させる空間を、最新の技術で具現化したデジタル×リアル融合コンテンツの作り手集団です。特徴あるエンターテインメントで「マナビを身に着ける」瞬間を提供する取組みに大きな期待を感じています。

(左から)プレースホルダ取締役CCO・鈴木匠太、代表取締役CEO・後藤貴史、取締役CFO・植西祐介
(左から)プレースホルダ取締役CCO・鈴木匠太、代表取締役CEO・後藤貴史、取締役CFO・植西祐介

【株式会社プレースホルダ 会社概要】
代表者:代表取締役CEO 後藤 貴史
住所 : 東京都品川区西五反田七丁目22番17号 TOCビル4階
設立 : 2016年9月
事業内容 : テーマパーク事業、空間演出事業、ライセンス事業、インターネットサービス事業
URL : http://placeholder.co.jp
資本金 : 6億5,840万円

プレースホルダは、2018年より“遊びが学びに変わる”をコンセプトとした次世代型テーマパーク「リトルプラネット」(http://litpla.com/)の運営を開始し、これまでに全国8箇所で常設パークを展開しています。建築士、ゲームプログラマー、元幼稚園教諭、大手テーマパーク従事者など多様なスキルを持つ人材を擁し、デジタルアトラクションの企画開発から施設設計、パーク運営までを内製しています(一部パークのみライセンスパートナーとの共同運営)。2019年にはこれまでに培った知見やノウハウを活かした空間演出事業を本格開始し、あらゆる施設・店舗において、デジタルとリアルが融合したこれまでにない体験を提供しています。

【代表者プロフィール】
代表取締役CEO 後藤貴史(ごとう たかふみ)
1985年静岡県生まれ。日本大学芸術学部映画学科に在学中の2007年11月に株式会社ポケラボを創業、代表取締役に就任。ゲーム事業を中心に従業員数300名規模に拡大。2011年11月に代表を退任・交代し、スマートフォンゲーム事業を立ち上げ。2012年10月、グリー株式会社と戦略的業務提携、同社の完全子会社となる。2016年3月ポケラボを退職、同年9月に株式会社プレースホルダを創業し代表取締役CEOに就任。

【次世代型テーマパーク「リトルプラネット」とは】
リトルプラネットは最新のデジタル技術を駆使して子どもたちの探究心や創造力を刺激する、全く新しいタイプのファミリー向けテーマパークです。砂遊びや紙相撲、影絵遊びといった昔ながらの遊びにテクノロジーが融合したアトラクションを通じて、子どもたちに“未来のアソビ”を提供しています。現在、首都圏に6箇所、静岡・福岡に各1箇所の計8つの常設パークを展開しており、2019年12月には愛知県名古屋市に新規パークを出店する予定です。