遊びが学びに変わる次世代型テーマパーク「リトルプラネット」(http://litpla.com/)を全国に展開する株式会社プレースホルダ(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:後藤貴史)は、2021年3月21日(日)に発表された「デジタルえほんアワード2020」(主催:国際デジタルえほんフェア実行委員会)において、当社が企画・開発したファミリー向けの体験型コンテンツ「みんなのむかしばなし」が、審査員特別賞(矢部太郎賞)を受賞しましたのでお知らせいたします。
この作品は、商業施設や店舗などのキッズスペース向けに展開するタッチパネルを使ったデジタル遊びの一つとして制作しました。
パネルにタッチして、「桃太郎」をベースにした昔話の登場人物やシーンを次々に選択していくことで、オリジナルのストーリーを作って楽しむことができます。
元々のストーリーになるように選択肢を選ぶも良し、あえて変な選択肢を選んでみるのも良し、遊び方は自由自在。あらかじめ決められたお話の流れに縛られず、無限に分岐が広がっていくストーリーを通じて、子どもたちの想像力を育みます。
最後には、ストーリーが分岐していく様子がアニメーションで表示され、完成した昔話の「タイトル」が表示されます。”果たして物語はどんな結末を迎えるのか?””「桃太郎」ではないどんなタイトルが名付けられるのか?”そんなワクワク感とともに楽しむことができます。
今回、世界23カ国から408作品という過去最多の応募作品の中から、お笑い芸人・漫画家として活躍されているカラテカの矢部太郎さんより「みんなのむかしばなし」を選出いただき、審査員特別賞という栄えある賞をいただくことができました。
私たちは今後も、「リトルプラネット」で培ったデジタルアトラクションの企画力や開発力を活かし、これまでにない体験と出会えるファミリーエンターテインメントの創造に努めてまいります。
■コンテンツの体験と導入について
「みんなのむかしばなし」は現在、当社が店舗・施設向けに提供する知育遊びサイネージ「スマイルパッケージTouch」の設置店舗様のみで体験が可能です。今後はより多くの方に体験いただけるよう、Webやアプリなどのマルチデバイス展開や「リトルプラネット」のパークへの展開なども検討してまいります。
<店舗・施設におけるに導入ついてはこちら>
■開発に込めた想い
子どもが何かを創造する時、ゼロからアイデアを出して作り出すことは意外と難しいものです。
このコンテンツでは、皆が知っている「桃太郎」という昔話のストーリーをベースに、その役割やシーンをシャッフルするという方法で、子どもたちの想像力を刺激することを目指しています。
ストーリーの分岐は無限に作ることも可能ですが、そのなかでも「納得のいくストーリー」「いい意味で期待を裏切るストーリー」といった分岐を吟味しながら制作しました。
自分の選択によって意外な方向へ物語が進んでいく様子を通じて、ストーリーを紡ぐことの楽しさを子どもたちに提供していきたいと考えています。
■「デジタルえほんアワード」とは
「デジタルえほん」とは、こどもたちのためのデジタル表現の総称です。デジタルえほんアワードは、これからを生きるこどもたちとデジタルの豊かな出会いをつくり出す「デジタルえほん」の開拓・発展を目的に始まりました。
【株式会社プレースホルダ 会社概要】
代表者:代表取締役CEO 後藤 貴史
本社所在地:東京都品川区西五反田七丁目22番17号 TOCビル4階
設立:2016年9月
事業内容:テーマパーク事業、エクスペリエンスデザイン事業
URL:http://placeholder.co.jp
プレースホルダは、2018年より“遊びが学びに変わる”をコンセプトとした次世代型テーマパーク「リトルプラネット」(http://litpla.com/)の運営を開始し、これまでに全国各地で常設パークを展開しています。建築士、ゲームプログラマー、元幼稚園教諭、大手テーマパーク従事者など多様なスキルを持つ人材を擁し、デジタルアトラクションの企画開発から施設設計、パーク運営までを内製しています(一部パークのみライセンスパートナーとの共同運営)。2020年より、これまでに培った知見やノウハウを活かして店舗や商業施設、保育施設、イベント会場などで新たなキッズ/ファミリー体験を生み出すエクスペリエンスデザイン事業を本格開始し、あらゆる空間において、デジタルとリアルが融合したこれまでにない体験を提供しています。