書店向けに「ポップアップ型デジタルキッズパーク」をトーハンと共同で開発

「明文堂書店TSUTAYAレイクタウン」を皮切りに3店舗で実証実験、年度内のサービス化を目指す

#ニュースリリース

書店向けに「ポップアップ型デジタルキッズパーク」をトーハンと共同で開発

​遊びが学びに変わる次世代型テーマパーク「リトルプラネット」(https://litpla.com)を全国に展開する株式会社リトプラ(本社:東京都港区、代表取締役CEO:後藤 貴史)は、株式会社トーハン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:近藤 敏貴、以下トーハン社)と共同で、書店の店内スペースを活用した集客支援パッケージとして、ポップアップ型デジタルキッズパーク「リトルプラネット ポップアップパーク with ブックストア」を開発いたしました。

本格サービス化に向けた実証実験の第一弾として、1月28日(土)から3月1日(水)まで、埼玉県越谷市の「明文堂書店TSUTAYAレイクタウン」店内においてポップアップパークを展開いたします。

本パッケージは書店の店内イベントスペースなどを活用し、大規模な設営・施工を行うことなく、デジタル技術を駆使した特設のキッズパーク空間を作り出せるサービスです。面積は最小20坪から、設営作業は最短1日、パークとしての営業は2週間程度から対応が可能となっており、キッズ/ファミリー層をターゲットとした来店動機や滞在時間の拡大につなげます。

「リトルプラネット ポップアップパーク with ブックストア」は、企画および運営をトーハン社が、設計・設営およびアトラクション提供を当社が担当します。

(上)「AR砂遊び」、(下)「デジタルぬりえ」 いずれも明文堂書店TSUTAYAレイクタウン店内

■設置可能なアトラクションについて

本パッケージでは、「リトルプラネット」のパークで提供する“昔からある遊び”に最新のテクノロジーが融合した各種デジタルアトラクションの一部を、体験型コンテンツとして書店内に設置することができます。

砂場にAR(拡張現実)技術が融合した「AR砂遊び」や、お絵かきと画像解析技術を組み合わせた「デジタルぬりえ」、おもちゃの銃とセンサー技術を組み合わせた「デジタル射的」、さらには知育遊びコンテンツ約10種を搭載したタッチパネル式のデジタル遊具など、お子様のみならず保護者の方も思わず夢中になるような“未来のアソビ”が集まる空間を、書店内に作り出すことができます。

本物の砂を使った「AR砂遊び」

縁日の屋台をモチーフにした「デジタル射的」

紙に書いた絵が立体で動き出す「デジタルぬりえ」

カメラやセンサーを活用したタッチパネル式遊具


 ※写真はイメージです。ポップアップパークとは展示方法や使用機器などが異なります。
 

■実証実験店舗

1月28日からの「明文堂書店 TSUTAYAレイクタウン」を皮切りに、3月4日(土)より「文苑堂書店 富山豊田店」(富山県富山市)、4月15日(土)より「明文堂書店 金沢ビーンズ」(石川県金沢市)にて、実証実験としてそれぞれ約1か月間にわたりポップアップパークを展開し、2023年度内のサービス化を目指してまいります。

■書籍×デジタル×遊びが融合した“次世代書店”づくりへ

当社は次世代型テーマパーク「リトルプラネット」の開発・運営を通じて、子どもの想像力や探求心を刺激する体験を全国のファミリーの皆様にお届けしています。現在は国内9か所に常設パークがあるほか、今春には新規パークのオープンを控えるなど、そのサービス規模を拡大しています。しかし一方で常設パークでは通常100坪程度の広さを要するため、開発規模の大きさなどから、これまで出店エリアやスピードが限定的となっていました。

今回、全国の書店と強固なネットワークを有するトーハン社とパートナーシップを結んだことにより、書店内のイベントスペースなどを活用したポップアップ型のパーク展開が可能となり、より多くの方に私たちのアトラクションをスピーディーにお届けできるようになりました。

またトーハン社としても、主力事業である出版物の流通販売事業において、デジタルテクノロジーの活用による書店店頭の活性化という新たな付加価値の創出が期待できます。

今後トーハン社とリトプラは、実証実験を通じて、書店と収益をシェアしながら持続的に展開可能なビジネスモデルの確立を目指します。また、児童書や絵本のキャラクターをはじめとするIP(知的財産)コンテンツとコラボしたアトラクション開発や、プロジェクションマッピングなどのデジタル演出を取り入れた売り場づくりなど、「書籍」×「デジタル」×「遊び」が融合したこれまでにない“次世代書店”の創出を目指し、取り組んでまいります。


【次世代型テーマパーク「リトルプラネット」とは】
リトルプラネットは、最新のデジタル技術を駆使して子どもたちの探究心や創造力を刺激する、全く新しいタイプのファミリー向けテーマパークです。砂遊びや紙相撲、影絵遊びといった昔ながらの遊びにテクノロジーが融合したアトラクションを通じて、子どもたちに“未来のアソビ”を提供します。現在、首都圏のほか大阪・名古屋など全国9箇所に常設パークを展開しています(コラボ型パークを含む)。


【株式会社リトプラ(旧社名:プレースホルダ)会社概要】
代表者:代表取締役CEO 後藤 貴史
住所:東京都港区台場2-3-1 トレードピアお台場9階
設立:2016年9月
事業内容:テーマパーク事業、エクスペリエンスデザイン事業
URL:https://corp.litpla.com/


リトプラは、2018年より“遊びが学びに変わる”をコンセプトとした次世代型テーマパーク「リトルプラネット」(https://litpla.com)を運営しています。建築士、ゲームプログラマー、幼稚園教諭、大手テーマパーク運営など多様なスキルやキャリアを持つ人材を擁し、デジタルアトラクションの企画開発から施設設計、パーク運営までを内製しています(一部パークのみライセンスパートナーとの共同運営)。2019年にはこれまでに培った知見やノウハウを活かした空間演出事業を本格開始し、あらゆる施設・店舗において、デジタルとリアルが融合したこれまでにない体験を提供しています。

※2022年11月1日に、社名を「株式会社プレースホルダ」から「株式会社リトプラ」に変更しました。