福島県環境創造センター交流棟(愛称:コミュタン福島)における体験型展示コンテンツ2種を株式会社トータルメディア開発研究所と共同で開発しました。
砂遊びとプロジェクションマッピングが融合した「エネルギークリエーター」では、砂場の地形に合わせて山や海などの映像が投影され、来場者が砂に触れて地形を変化させると5種類の「発電施設」が砂の上に出現し、再生可能エネルギーを作り出します。
エネルギーは砂場からつながる光のレールを通じて、壁に描かれた「街」へと届けられます。送り出すエネルギー量によって「街」のアニメーションが変化していきます。 自然豊かな福島でどのような環境から再生可能エネルギーが作られるのか、興味・関心のきっかけを作り出す“触って・見て・考える”展示となっています。
3面のスクリーンとセンサーを活用した「ふくしまいきものサーチ」では、川辺や農地などの風景の中に、さまざまな生きもののシルエットが現れます。虫めがね型の専用アイテムを近づけると、生きものの名前とその生きものの情報がポップアップで表示される仕組みです。
福島の希少な生きものから、生態系をおびやかす外来種、震災の影響で生息状況が変化した生きものまで、登場する生きものは30種以上。まるで大きな図鑑の中に入り込んだかのような感覚で、生きものについて知識を深め、生物多様性を考えるきっかけとすることができます。
いずれも身近な「遊び」に最新のテクノロジーを取り入れることで、楽しみながら環境問題への学びや知識を深められるコンテンツとなっています。